あの3・11以降、鈍感な私でも水の大切さを感じるようになってきた。
有事の際、生活インフラが破たんしたら、どうなるのか?
飲むことができる水は、どこにあるのか?
どうやら、そのヒントが地元の「うさぎ山公園」にあるらしい

かつての片倉界隈を流れていた「滝の川」
いまはその大部分が暗渠になってしまった「滝の川」
その源流が「うさぎ山公園」にある。
しかしながら、今の姿は泥にまみれ
ヘドロの臭気が染みつき、とても飲めるような代物ではない。。。
それを浄化再生させて
夏にはホタルが飛び交うような環境にしようではないかっ!という活動が
細々ながら進められている。
そしてその活動に我々「KFCおやじ倶楽部」の面々も積極的かつ
できる範疇でのお手伝いをさせて頂いている。
肌寒い4月の日曜日、KFCおやじ倶楽部のメンバーも数名参加し
まずは、公園園内のゴミ拾い

小一時間の公園内の清掃作業を終えて
いよいよ池の清掃活動 開始のゴング!

これからは、力仕事になるのでジャンパーを脱ぎ捨てて
戦闘態勢に入る!

湧水による池部分の整備清掃組と
下の水路のヘドロのかき出し&水辺の草の移植整備組 とに分かれて
作業開始!



最初のうちは、スマホで作業風景を撮影していたが
軍手がヘドロだらけになったのとこのままスマホを持ち歩いていると
必ずや水没させるに違いないと危険性を感じたため、記録撮影を断念し
スマホは鞄に収納し、作業に没頭・・・。
ここからの画像は、体調不良を押して参加いただいた仲間が撮影してくれたもの
私の作業は、ほぼヘドロの土の中から
下の池の周辺に生える水辺の草を、上の池の周辺に移植するというミッション。
実は、これが辛い。。。
なんといってもヘドロが臭い。。。
そして周囲にガッチリ根を張っている水辺の草は

容易なことでは掘り起こせない。。。
最初のうちは、ご丁寧に1本づつ取り出していたがそんなことではハカが行かない。。。
カクスコでガバガバ、ガシガシ掘っては運び
掘っては運びの繰り返し。

上の池では、ヘドロをかき出し
砂利をまき、湧水をきれいな状態にする作業が
進められている。
そうこうするうちに
ぽつッぽつッ と雨が降り始めてきたので
作業の中断を余儀なくされ、
作業開始時と同じ様に
池の周りにネットをかけて
その日の作業は幕を閉じました。
この池の水が飲めるようになるのはいつの日か?
ホタルが飛ぶことはあるのであろうか?
果てしないクエッションマークの並ぶ未来予想図ではあるが
誰かがやらねば、汚れることはあっても浄化されることは無いだろう
徒労かもしれないが、方向性は間違えていないこの活動。
どんな結果と相成るのか、いまは解らないが
いつ来るかわからない有事に備えて、地域のため、子どもたちのため
時間のかかるこの作業(活動)に 乞うご期待!!